活動日記

2024/09/27

台湾海峡を初航行

海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が、自衛隊発足以来初めて”台湾海峡”を通過したとの嬉しいニュース。これまで日本政府は、中国の“台湾は中国の一部”という主張に配慮して、海上自衛隊が台湾海峡を航行する事を控えていました。しかし、今回は岸田首相の指示という事で首相の決断を高く評価します

これに対し、中国政府は「中国の主権と安全を損なう挑発行為に断固反対する」と強く反発しました。しかし、日本政府は、中国政府の発表に対して「台湾海峡は公海であり航行は自由で、この抗議は受け入れられない」と逆に抗議すべきです。その点の日本の対応がまだ甘いと思います。

この8月に、中国海軍の測量艦1隻が鹿児島県の屋久島と口之島の間の日本の領海を1時間以上航行しています。更には、中国軍機が長崎県五島沖で領空侵犯をしています。これらに対し、その都度日本政府が中国側に抗議しているにもかかわらず、中国側は抗議を受け入れていません。中国という国は、自分の不法行為などは棚に上げて、日本の合法的な行為も平気で批判する、自分勝手な国家と言わざるを得ません。

ところで、台湾海峡は最も狭い部分でも幅が約130㎞もあります。国際的に国家の主権が及ぶ領海は、沿岸の基線から12カイリ(約22㎞)ですから、台湾海峡はどの国の領海にも属さない“国際水域”です。日本政府は、正式に「台湾海峡は、国際水域で海上自衛隊艦艇の航行は問題ない」と表明すべきです。

それにしても、日本政府が中国政府に対しこれまでのような曖昧な対応を続ければ、中国軍の暴挙はさらにエスカレートする恐れがありますので、今回の台湾海峡の航行は中国政府に対する素晴らしい意志表示で評価できます。これからも、日本政府の中国に対する毅然とした外交姿勢を期待したいものです。

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