活動日記

2025/01/24

WHO脱退

米国のトランプ大統領が、WHO(世界保健機構)から脱退する大統領に署名をしたという報道に、また脱退か?という思いです。それは、トランプ大統領1次政権時に、「新型コロナウイルスをめぐる対応で、WHOは中国寄りだ!」と脱会を表明して、大統領令に署名した経緯があります。その後、バイデン政権で再び加盟しました。

今回再び米国が脱退すれば、WHOの運営からワクチン開発まで、様々な影響が出るとみられています。そして、最大の懸念は、米国がWHO最大の拠出国で拠出額は全体の約18%を占めている事です。米国の1年間の拠出金が約5000億円という高額でした。因みに、日本の拠出金は53億円です。

WHOは、エイズウイルス(HIV)や他の性感染症の治療薬の開発、そして、現在世界で最も多い死者を出している結核の治療薬の開発や医療体制の整備などを行っています。更には、戦闘が続くウクライナやガザ地区ので医療保険活動にも尽力しています。

米国の脱退で最も懸念される影響は、WHOの資金調達です。WHOの予算は各国に義務づけられた分担金と任意の拠出金などから成っていて、米国は拠出国の第1位です。

テドロス事務局長は「適切で持続可能な資金がなければ、我々は誰が治療を受け、誰が受けないかを決定するという不可能な課題に直面することになる」と訴えています。

日本政府は「米国が脱退すれば、日本にも分担金の負担を上げるようにとの要請がWHOから来るだろう」と話していますが、この分担金は税金です。国会でしっかりと議論して欲しいと思います。

それにしても、トランプ大統領就任と共に世界が大きく変化する様相を呈していますので、今後は日本への影響も含め注視していきます。

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