活動日記
パイロットを発見
14日航空自衛隊のT4練習機が、小牧基地(愛知県)を離陸した直後に池に墜落した事故で、二人のパイロットや機体の捜索をしていましたが、体の一部が発見されたとの事。早く身元を確認してご家族の元に帰られる事を祈ります。
この二人のパイロットは、新田原基地(宮崎県)所属で戦闘機の定期点検の為に小牧基地に飛来し、T4練習機で帰る直後に墜落しました。
ところで、昨日の中谷防衛大臣が記者会見をした際、「搭乗員とみられる“もの”が発見された」と発表した事が、記者から「“もの”とは表現が不適切ではないか」と指摘され、その後中谷大臣が「“もの”は、〝者”のつもりで表現したが”物”と誤解される表現で、不適切であった」、「体の一部が発見された」と訂正し謝罪しました。
捜索段階で、飛行機の多数の残骸の中で、乗員の遺体の一部かどうか判明していない時点での表現としては、「もの」もやむを得ないと思います。
それにしても、テレビを見ながら記者の中に一人でも“二人のパイロットは、パラシュートで脱出する事が出来たにもかかわらず、民家への墜落を避けるために最後まで操縦桿を握り、一人の民間人も巻き込まず犠牲者が出なかったのは、不幸中の幸いだ”という意見を言える記者がいないのか?という思いです。大臣の言葉尻をとらえて批判すことばかりで残念です。
自衛隊のパイロットは、普段の厳しい訓練の中で「搭乗機に不具合が生じた場合、民家への墜落を絶対に避ける」、「事故に民間人を巻き込まない」という事を教え込まれています。自衛隊の任務は「国民・国を守る事」です。
この事故の原因究明と再発防止を急がねばならない事は当然ですが、パイロットが取った行動、「パラシュートで脱出しないで、最後まで操縦桿を握り、自分の命を犠牲にして民間人を守った」という事も伝えていきたいと、自衛隊出身者としては強く思います。


