活動日記

2024/05/13

マイナは見直しを!(1)

 河野太郎デジタル担当大臣が、最近偽造マイナンバーカードで詐欺事件が発生している事に関して「マイナは様々な偽造防止対策が施されています。右上の“マイナちゃん”は見る角度によって色が変わり、よく見れば目視でも見分けられます」との説明に、“呆れてものが言えない”とはこのことです。河野氏はアナログ担当大臣では?

マイナに関しては、当初から問題点が指摘されていて大きく分けると、①コンビニ交付サービスでの誤交付、②マイナ保険証の誤登録、③公金受取口座の誤登録、④マイナポイントの誤付与、⑤マイナポータルでの他人の年金記録閲覧、の5つです。更に「マイナ保険証」に至っては、病院窓口で本人確認が出来ないという事例が全国で発生しています。

このような中、マイナの自治体別の普及率を見ると沖縄県の46.0%から北海道の71.6%まで幅があります。因みに、埼玉県は54.3%で低いです。

また、この詐欺事件で河野大臣は「マイナにはICチップが搭載されている。デジタル庁では独自の読み取りアプリを開発する」との発言にも驚きました。現在までに2兆円以上の予算をつぎ込み、更に「アプリ開発や普及」のどれだけの税金を投入するのでしょうか?

河野大臣の国会や記者会見などでの発言を聞いていると、その場限りのいい加減な対応が多いと思っています。今回詐欺事件の対応が不十分であれば更なる詐欺事件が発生する恐れがあります。 ここは 一旦立ち止まり、マイナカードのあり方、システムなどの見直しを行い国民が安心して使えるものにすべきで、急ぐ必要性は全くないと思います。因みに私はまだカードは作っていません。

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