活動日記

2024/11/23

モラルハザード

兵庫県知事選挙で、N党(NHKから国民を守る党)の立花孝志党首が兵庫県県議会議員の奥谷県議の家の前で街頭演説の内容などが問題になっています。テレビなどを見ていると、立花氏の行為は「モラルハザード」という評論家がいますが、私は脅迫で“犯罪”だと思います。

*モラルハザード : 起こりうる最悪な事態から免れる為の対応策を備えた事で、かえって注意する意識が軽薄化し、結果として危険な事態をまねく事に繋がり、倫理感の欠如、規律が失われる状態のことを言います。

奥谷県議は、兵庫県議会の百条委員会の委員長として斎藤正彦知事のパワハラ問題などを追及した責任者です。

さて、N党の立花氏は兵庫県知事選挙に立候補しました。その候補者が、有権者の一人である奥谷議員の自宅前で「引きこもってないで家から出てこい」「これ以上、脅して奥谷が自死しても困るのでこのくらいにしておく」と演説したのです。これは、異常です!

奥谷県議の家族や、近所の人まで恐怖を感じたと思います。政策を訴え公正公平な選挙戦を行うべき候補者が、このように県民を、それも自宅前で脅迫するような行為は許されるものではありません。

思い起こせば、N党と言えば昨年の東京都知事選挙でも、候補者を大量擁立して選挙ポスターの掲示板を占有し、党に寄付した人の主張をポスターに掲載するという、異常な選挙を行い話題になりました。

ところで、今回の白岡市長選挙でも、新人候補者の現職市長への誹謗中傷ビラは酷いものでした。もう一度、選挙の意義や公正公平な選挙戦の在り方などを市町村・県議会などで議論して、ルールを明確化すべきだと考えます。それでないと、心ある有権者は投票しなくなると思います。議会での早急な議論とルール化を求めます。

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