活動日記

2024/09/25

ロシア軍機による領空侵犯

8月の中国軍機による九州長崎県付近での領空侵犯に続き、今度はロシア軍機による北海道礼文島周辺での領空侵犯が起きました。これは、日本の政治空白を狙い、自衛隊の対応を調査する目的の領空侵犯で、絶対に許すことができない“暴挙”です。

今回は、スクランブル発進をした航空自衛隊の戦闘機が、無線や機体を揺らして領空侵犯を起こしている事の警告をしても、3回も侵犯を繰り返したために「フレア警告」を行ったという事です。初めてのフレア攻撃をした事は、日本にとって領空侵犯機への警告として大きな前進です。

しかし、自衛隊法第84条の「領空侵犯に対する措置」では、~わが国の領域の上空から退去させるため必要な措置を講じさせることができるとあります。その 必要な措置とは、 <第一段> 領空侵犯の確認  <第二段階> 侵犯機に対する警告 < 第三段階> 領空外への誘導、自衛隊基地への着陸指示  <第四段> 武器使用 但し相手に照準を合わせない警告射撃(信号射撃)は武器の使用にあたらず第二段階の警告行動とされています。 武器使用については法的には認められていますが、政府はこれを「正当防衛又は緊急避難」に限定してきました。相手が攻撃を加えて来た時や相手機が爆弾扉を開放するなど、正に爆撃を加えんとする危険性が高まった時などと限定されています。しかし、これでは自衛隊員の命を守る事が出来ません。

今後は、日本政府の“遺憾砲”だけでは、中国軍機やロシア軍機による領空侵犯が更に増える可能性もあります。日本政府として領空・領海侵犯に対しては、断固とした対応を行う旨の強い意志を表明すると同時に、法律に基づいた自衛隊機の現場での対応が必要です。

*フレアとは、航空機から“おとり”などの目的で発射される熱源弾のことで、相手機のミサイル攻撃から守る為に発射します。

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