活動日記
2024/08/31
領空侵犯
中国軍のY9情報収集機が26日、長崎県男女群島沖の日本の領空を侵犯した件で、今もって中国側からの謝罪はありません。日本政府も、いつものように「認められない、厳重に抗議する」とし、中国側は「どこの領空も意図的に侵犯しない」と言っていますが、全く信じられません。というのも、航空自衛隊のスクランブル機が「領空に接近している」と警告をしても、それを無視して日本の領空を侵犯しているからです。
私は、岸田首相が退陣を決めて次の首相候補者が、中国の領空侵犯に対しどのような姿勢を取るのか?を見極めているのだと考えます。今回は、中国軍機が日本の政治空白時期にあえて「領空侵犯」を行った、意図的行為とみるべきだと思います。
今回のような有事に対し、自民党総裁候補者の対応としては、上川外務大臣は直接の抗議はしていません。小林鷹之氏や、石破氏、高市氏は、「領空侵犯は主権侵害だ」と問題視しました。しかし、小泉進次郎氏はコメント無しです。小泉氏には、このような国防に関する重大な問題に関心がないのでしょうか。そうであれば、小泉氏は首相としての資質に欠けます。
それにしても、日本の「主権が侵害」された翌日に二階氏を代表とする日中友好議員連盟が中国を訪問する事自体「危機感」や「国を守る意識」の欠如です。そして、岸田首相も自衛隊の最高責任者として「領空侵犯機については、今後警告射撃と強制着陸を行う」などの国を守る強い決意を示すべきでした。
中国側は、日本の対応の甘さに安堵して今後も引き続き暴挙を繰り返すと考えられます。政府の対応が弱腰で極めて残念です!
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年