活動日記
2025/08/16
千玄室さん
裏千家前家元の千玄室さんが死去されたとのニュースに、時代が変わっていくという思いです。
千玄室さんは、千利休の子孫で茶道裏千家の15代家元を継承し、茶道家で初めて文化勲章を受賞されました。更には、茶道を通して世界平和を願い活動をされた人で、私の尊敬とする一人です。
また、千玄室さんは特攻隊員の生き残りで、仲間を失い自分だけ生き残った事への負い目を持ち続けて居ました。そして、特攻隊員の追悼式では、亡き戦友が遺した茶碗でお茶をたて、祈りをささげた話は、有名です。
私が、初めて千玄室さんの記事を読んだのは、月刊「致知」でした。そこでは、日本は素晴らしい国で、日本人としての誇りを持つ事の大切さを力説されていた事に感動しました。
また、特攻隊の出撃する仲間が「千、おまえだけでも生きてくれよ。おまえならきっと日本の平和のために役立ってくれるやろ」という戦友の言葉をかけられ、それから私は「よし、微力であっても茶の力で人類の平和、皆が手を繋ぎ合い尊敬し合う社会実現のために尽くさせていただこうと決心したんです」という言葉が、千玄室さんの生き方の原点だと思いました。
102歳という長寿も、若くして亡くなった特攻隊の仲間が命を与えてくれたのだと思います。だからこそ自分の体験を次世代に語り継ぎ、「一盌からピースフルネス」を世界に向けて提唱し続け、平和という言葉の要らない世界を目指して来られました。その凛とした風貌は私の理想とするところです。千玄室さんのような素晴らしい方は、これからお目にかかれないかもしれませんが、生き方を更に学び少しでも少しでも近づきたいと思います。
お疲れ様でした、心からご冥福をお祈りいたします。
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