活動日記

2025/02/05

日米首脳会談

今月7日に予定されている、石破首相とトランプ大統領の日米首脳会談は今後の日本の経済・安全保障面で大きな影響があります。石破首相にとって、初めてのトランプ大統領とのトップ会談に注目してます。

現在、テレビでは「石破首相がトランプ大統領に、年内の来日を要請する」という報道が盛んにされていますが、それより大事なことは、「米国第一主義」です。メキシコ・カナダそして中国への関税率のアップ措置を見ても、米国の利益を最優先に考える大統領です。

そこで、日本には「防衛費増額」を要求してくるだろうと考えられます。先ずは、日本側の米軍駐留費の増額、そして防衛装備品の更なる購入要請などです。昨年度の防衛費は8.9兆円(一般会計予算総額113兆円:GDP比1.6%)です。もし、GDP対比2%になると、約11兆円と一挙に膨れ上がりますが、その要求をされる事も想定されます。

そして、安全保障上重要な問題は日本の固有の領土である「尖閣諸島の防衛」です。現在、中国が虎視眈々と「尖閣諸島」の占領を企んでいます。もし、石破総理の昔からの主張であるアメリカに頼らずに、自立した軍事力で尖閣諸島そして日本を守る考えを主張する事、更には、ウクライナと中東の戦争を終わらせる事に日本が協力する姿勢を示せば、トランプ氏と意気投合できる可能性を見出せるのではないかと考えています。

その他、米国の日本車の輸入問題、一方で日本の米国産農産物の輸入問題など課題は山積みです。今回の初めての石破・トランプ氏のトップ会談は重要な意味合いを持ちます。石破首相には、日本の国益最優先で会談に臨んで欲しいと期待しています。

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