活動日記
最高裁で合憲判決
昨日最高裁判所(大法廷)は、婚姻時の夫婦の姓(名字)を同じにするよう求める民法を「合憲」としました。2015年に続く2回目の「合憲」判断で、私は妥当な判決だと思います。先日県議会の会派で「選択的夫婦別姓」を求める人たちの意見も伺い、併せて反対を唱える大学教授の意見も伺いながら会派内で議論を重ねてきました。会派でも賛否両論ですが、私は「子どもの利益」を守る事、そして「ファミリーネーム」(家族共通の姓)を守るという観点から、選択的でも夫婦別姓に反対です。現在では、旧姓の使用が様々な場面で認められていますのでそれを拡充すればよいと思っています。また、婚姻時に夫の姓、あるいは妻の姓のどちらも選べますから、推進派の主張する「男女不平等」ではありません。
ところで、夫婦別姓は、子どもの別姓にもつながります。子どもが、物心ついてから夫婦の姓が違いどちらかの姓(名字)の場合「私はお父さんの子、お母さんの子?」とか「私は、お兄ちゃんとどうして姓(名字)が違うの?親が違うの?」などと疑問を持つこと自体、子どもにとって不幸な事だと考えています。また、現在の「子どもが両親と同じ姓(名字)である仕組」に意義があり、「ファミリーネーム(家族共通の姓)」が家族の絆を強めていると考えている人も多い事も事実です。海外に比べ日本の「同姓制度」は時代遅れだと言う人がいますが、日本の古き良い制度を守ることも大事です。
6月23日(水)の埼玉県の感染状況:①新規感染者数は108人(22日:93人) ②重症者21人(一昨日:23人)③自宅療養者数126人(一昨日:108人)④入院患者の病床使用率17.1%、入院者数284人(一昨日:18.5%)⑤重症者病床使用率12.8%(一昨日:14.0%) ⑥死者1人(合計827人)です。陽性率は2.2%(一昨日:2.3%)、新規感染者数は13日目にして100人超えてしまい、今後の感染拡大が心配です。更に、東京都が相変わらず増加傾向にあります。また、県内では海外渡航歴のない人がインド型変異株に感染していますので、更に増える恐れがあります。今日も気を緩めず緊張感を持って①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事 この4点に気を付けて、感染防止に努めていきましょう!