活動日記
2025/01/03
知事公舎
静岡県の鈴木知事が現在使われていない知事公舎について、“売却”を検討しているという報道が話題になっています。
鈴木康友知事は、 「公舎は、迎賓施設としての役割を果たしていたが、もうその必要がなくなった」と断言しています。 静岡県の場合、3人の知事が入居してここから県庁に出勤していました。全国的に見ると、47都道府県中27の道県が公舎を保有し、その内知事が入居しているのは19県です。
埼玉県の場合、知事公舎は海外の要人との会談や大きな会議、そして知事表彰などの際に活用しています。県によって知事公舎を活用していないのであれば、維持管理費だけ見ても大きな予算を使っていますので、民間に売却するのも一案だと思います。
以前、埼玉県の土屋義彦知事は知事公舎に入居していましたが、執務を県庁ではなく知事公舎で行っていました。その為に、毎日県職員や陳情者が知事公舎の外で待たされ異様な光景でした。職員の時間の無駄も多かったと思います。その後、上田前知事と現在の大野知事は公舎では生活されていません。
今回、もし静岡県で“知事公舎の廃止”が決まれば、全国的に廃止の動きが広がると思います。しかし、埼玉県の場合、県庁の建物自体が狭く古い為に大会議室のある知事公舎を活用していますので、埼玉県は現在のところ“知事公舎”が必要です。
其々の県で、知事公舎の活用方法などが違いますので、各県の事情に合わせて検討すべきで、横並びに考える必要はないと考えます。
*写真は、埼玉県知事公舎です。
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