活動日記

2024/07/17

石丸氏のメッキ

東京都知事選で政党の支援なく165万票を獲得し、“旋風”を巻き起こした石丸伸二前安芸高田市長が、投開票直後から一転、バッシングを浴びています。大手メデイアは、選挙前や選挙期間中において、石丸氏の特定政党の支援を受けず、SNSの活用や市長経験を生かした政治改革などをもてはやした結果、小池知事に次ぐ2位の票を獲得しました。しかし、選挙後は、テレビ出演時の横柄な対応や理解に苦しむ説明内容などについて批判が噴出し、石丸氏に対する〝何が変えてくれそう“というメッキがはがれてきたように感じます。

石丸氏は選挙後のあるテレビ番組に出演し、女性アナの公約に関する質問に対し「前提が正しくない、女・子どもに容赦するのは優しさじゃない」という言い方については、会場からも驚きと怒りの声が出たようです。「女子ども」と言う括りは、「男性より劣った者」という意味で、説明内容がどのようなものであれ、今時「女・子ども」という言葉を使う事自体時代錯誤と、人を上からの目線で見下す人間だということが露呈しました。

また、別な番組では、「理解のない年長者については、ほとんど全員自分より先に死にますから。僕らの勝ちです」と言い放っています。極めつけは、少子化対策についての質問に「一夫多妻制を導入するとか。遺伝子的に子どもを生み出すとかです」との答えには、絶対に政治家になってはいけない人物です。

このように、選挙が終わった途端、石丸氏の危うい本性が次々あらわになるのは、裏を返せば、選挙中にそれらがほとんど報道されなかったからです。私自身もそのような偏った情報に誤った見方をしていた事を反省すると同時に、今回の都知事選のように討論会もなく画一的な選挙報道では、本当に大事な情報が有権者に伝わらないという事を痛感しました。  

また、今回はマスコミも騙されたのではないかと思います。安芸高田市での議会とのやりとりは、話題性もあり、マスコミとしては取り上げやすい候補者でした。しかし、2位という結果に、改めて人を操ることの危険性を感じます。街頭演説ではほとんど政策は語られず、そこに集まっていた有権者が、まるで野外ライブの観客のようで、集団のパワー、SNSの怖さを感じました。物事を色々な側面から判断することはどんな場合でも必要です。今回の選挙は他自治体ではありますが、良い教訓になりました。

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