活動日記

2025/02/01

裏金事件の参考人招致

自民党の裏金事件を巡り、旧安倍派会計責任者(当時)の衆院予算委員会への参考人招致が約50年ぶりに“多数決”で議決されました。結果は、自民党が“反対”、公明党は“退席”で、野党の賛成多数で招致が決まりました。これで、裏金事件の解明を拒否する自民党と公明党の姿勢が明らかになりました。

予算員会への招致は、“全会一致”が原則です。しかし、当初から自民党は参考人招致を拒否しており、公明党は“賛成から反対”に態度を変えました。そこで、安住予算委員会委員長がやむなく“多数決”による採決を選びました。それにしても、裏金事件に対する公明党の“賛成から反対”に態度を変えたり、最後は“退席”をするという迷走ぶりにはあきれました。

また、予算員会をテレビで見る限り、石破首相も“裏金事件”の真相解明をする覚悟がない事は明らかです。そして、自民党の参考人招致を反対する理由が、「本人が拒否している。人権尊重の観点から招致すべきでない」というのですから唖然とするばかりです。自民党が、この事件を葬り去ろうとしている事、そして自浄作用がない政党である事か明らかです。

自民党・公明党は、国民の多くが裏金事件が未だ終わっていない事を理解すべきです。今回の参考人招致は、“義務”ではないので、最終的に実行されるか不透明です。その時は、“証人喚問”を行うべきで、証人が虚偽の陳述をすれば懲役刑となります。

自民党・公明党は、安倍派の会計責任者の参考人招致に応じて説明責任を果たすべきです。それでなければ、国民が夏の参議院選挙で、はっきりと自公政権に“NO”を突き付けるでしょう。

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