活動日記

2024/12/01

順天堂大病院が開院を断念

順天堂大学が、埼玉県さいたま市の美園地区に新病院開院を計画していましたが、“大学側が開院を断念”するとの報道に驚いています。29日に代田浩之学長が県庁に大野知事を訪れ、正式に計画中止を報告しました。

代田学長は、計画中止の理由を①建設費の高騰 ②医療機関を取り巻く状況の変化 と言っていますが、②は医師の確保が困難というのが主なものだと思います。

この新病院建設の計画は、2015年に県に提出されて、当時県議会議員だった私は800床の大学病院ができる事で隣の利根医療圏の医療体制も充実できると期待していました。しかし、医師の確保が困難という理由で、延期などの計画変更が行われてきましたので、総事業費が当初834億円にところ、2186億円(2.6倍)に膨れ上がったという事が主な理由での計画中止は大変残念です。

ところで、この病院計画は地元の前衆議院議員三ツ林ひろみ氏が、当時“自分が誘致した”と述べていました。しかし、今回は10月の衆議院議員選挙での街頭演説では「計画中止」を述べていたということです。その話を聞いて、私は県の保健医療部の担当課長に「計画中止は事実か?」と問い合わせたところ、課長は「2027年11月開院予定が延期になるとの事で、現在12月上旬までに計画変更の提出を求めている」という回答でした。

そうすると、三ツ林氏は「職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。 その職を退いた後といえども同様とする」という国家公務員法違反にあたる可能性があります。医師で国会議員の三ツ林氏は、むしろ「地域医療体制の整備の為に早期開院を実現する」という努力する姿勢を示すすべきでした。

あれほど、順天堂大病院の誘致を声高に述べていながら、大学側の正式発表前に「計画中止」を街頭で述べるなど、国会議員としての資質や責任感が問われます。

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