活動日記
2025/05/09
コメ17週連続値上がり

政府が備蓄米を放出すればコメの価格が下がると言っていたにもかかわらず、値上がりが続き最高値を更新し国民の暮らしを苦しめています。
現在のコメの平均価格は、5㎏4233円で、前週より12円高く17週連続で上昇しています。
農水省は、3月に21万トンの備蓄米を放出し、4月には10万トンを追加放出しました。これで、コメ不足が解消され価格が下がると見込まれていましたが、スーパーなどの小売店に届いたコメの量は、放出量の1.4%の3018トンというのが実態でした。流通途中のJAや卸業者が、備蓄している為にコメ不足は解消されません。更に、価格も下がりません。
農水省は、業者間で精米や輸送の計画を固めるのに時間がかかっていた、と言い訳をしていますが、実態は業者間で流通量を調整して小売り業者への卸量を少なくしていたのです。
以前からブログに書いていますが、長年のコメ政策である減反政策を早急に見直す事と、JAを中心とした流通体制の見直しを行うべきです。それでないと、今後も毎年同じ「コメ不足」と「コメの価格高騰」は続きます。
併せてJAの解体、自民党との癒着を断ち切る時期に来ていると思います。JAは2021年~2023年の3年間で自民党への寄付やパーテイー券の購入で1.4億円も献金しています。そして、選挙になれば自民党候補者を推薦し、事務所には自民党候補者のポスターを貼るなど全面的な応援をしています。結局、自民党との癒着がこの事態を招いていると言っても過言ではありません。
このような癒着状態では、国民の為の農業政策やコメ政策が実行されません。7月の参議院選挙は、JAと自民党の癒着体質も争点にすべきです。正に国民が試される選挙になります。
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