用事があり久しぶりに友人宅を訪問した際、友人が作ったという”ひょうたん灯篭“を見せてもらいました。作り始めて３年目だと言うのですが、素晴らしい作品に目を奪われました。これから、小学校で子ども達に作ってもらい地域おこしをしようと張り切っていました。友人は長いサラリーマン生活を終えて、これから地元の為に役立ちたいと抱負を語っていました。定年後も目標を持って生活する事は大切ですね。

さて、昨日は注目の”横浜市長選挙“の投開票日でした。夜８時直後にテレビに“横浜市長選挙山中氏当選確実”のテロップが流れ、予想通りの結果でした。菅首相にとっては、恩人の息子小此木八郎前国家公安委員長が出馬した大切な選挙で、絶対に勝たねばならない選挙でした。しかし、まさかの大敗に菅首相は大きな衝撃を受けました。

私は当初から菅首相の小此木候補の応援姿勢に疑問を持っていました。菅首相は、最初カジノ（IR)誘致に反対の立場でした。しかし、二階幹事長がカジノに賛成を表明後は推進する事に変わり、今回はカジノ反対の小此木候補を応援する為に反対に回ってしまいました。この菅首相のブレル政治姿勢に不信感を持ったのは私だけでないはずです。政治家には”強い信念”が重要だと思います。今後は、選挙の結果が自民党総裁選挙と衆議院選挙に大きく影響しますので注目していきます。しかし、政府には”コロナ感染防止対策“を最優先に取り組まなければ、更に国民の信頼を失います。

８月２２日（日）の埼玉県の感染状況：新規感染者数は１，６９６人（２１日：１，８７４人）と相変わらず多い数字でした。また、自宅療養者も、一昨日比＋１，４２８人の２０，７５８人（２１日：１９，３３２）と２０，０００人を超えてしまいました。一方、入院できたのが０人で入院予定者が２６８人と、病院は入院が出来ない状況が続いています。また、入院患者の病床使用率が７２．１％（２１日：７２．４％）、そして重症者用病床使用率が７５．２％（２１日：７４．３％）と連日７０％を超えている状況です。一方、地元白岡市は５０６人（２２日：＋３人）、宮代町は２７６人（２２日：＋４人）と増えています。また、隣の蓮田市が５１４人（＋１２人）、久喜市が１，３０１人（＋２３人）と同じく増え続けている状況です。

今大事な事は、新規感染者数を減らす事でお互いが緊張感をもって①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行う、という基本事項を徹底して生活しましょう！

＊緊急事態宣言：政府は、埼玉県を始め東京、千葉、神奈川、大坂、沖縄に出されていた緊急事態宣言を９月１２日まで延長しました。更に、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡に８月２０日～９月１２日まで緊急事態宣言を発出しました。

＊抗体カクテル療法：人工的に作った２種類の抗体を点滴で投与する治療薬です。発病後7日以内に投与する必要があります。治験で入院・死亡リスクが７０％減少したとの報告があります。

＊デルタ株：インドを中心に感染拡大し、アルファ型（英国型）の約１．５倍の感染力があります。日本でもデルタ型の感染が若者に広がっています。ワクチンの効果も弱まる可能性も指摘されています。