活動日記

2021/07/23

まん延防止等重点措置の効果

埼玉県は、”まん延防止等重点措置”が7月20日(火)~8月22日(日)まで延長され、措置区域もさいたま市と川口市に加えて16市2町が追加されています。現在、県内の新規感染者が急増していますが、昨日の関越道などの車の混雑ぶりを見るに危機感が薄れているように思えます。また、東京都が緊急事態宣言で酒類の提供が禁止されていますので、埼玉県内に酒を呑みに来る人の数が増加しています。その為、県内の感染者数はさらに増加する恐れがあります。また、最近は猛暑が続き”熱中症“も増えていますので、病院や医療従事者の対応が大変な状況になってます。今後は、県の医療体制の逼迫度などにも注意払っていきます。

さて、昨日の「五輪の開会式・閉会式の政策・演出チームのショーディレクターを務める小林賢太郎氏を解任した」との報道に驚きました。開会式前日の突然の解任とは!いったい何があったのか?  報道によると、過去に小林氏はユダヤ人大量虐殺を題材にしたコントを発表していた事があり、米国ユダヤ系団体が非難していたことが分かったためだそうです。確かに過去であってもそのような事していた人物が、世界平和の祭典の式典制作の中心人物でいる事は許されません。しかし、平和の祭典であるべき東京五輪が混乱続きで極めて残念です。

ところで、県内の新規感染者数と自宅療養者数が急激に増えています。その中で、高齢者へのワクチン接種の効果によって、高齢者の新規感染者や重症者そして死者の数は大きく増えていません。一方で、若い人達(未就学児~40歳代)の新規感染者数が大幅に増えていますので、”インド型デルタ株“が主流を占めていると言えます。政府は”人流を抑える事”を呼びかけていますが、東京五輪を観戦に行く人も多く中々抑える事は難しいと思います。ただし、この感染拡大状況を考えると、個人個人が危機感を持って生活しないと大変な状況になる事は目に見えています。今日も気を緩めず緊張感を持って①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事 この4点に気を付けて感染防止に努めていきましょう!

7月22日(木)の埼玉県の感染状況:①新規感染者数は510人(21日:381人) ②重症者30人(一昨日:27人)③自宅療養者数1,365人(一昨日:1,192人)④入院患者の病床使用率43.9%、入院者数732人(一昨日:41.7%)⑤重症者病床使用率18.2%(一昨日:16.4%) ⑥死者0人(合計845人)です。

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