活動日記
自民党が過半数で良いのか
高市首相が、今回の衆議院選挙に関して「自分たちで未来をつくる選挙」と名づけました。更に「自身の進退を懸ける」と強調し、“与党で過半数を得る”と目標を掲げましたが、大義ない解散総選挙の意味は、「自民単独過半数を取るためだけ」解散だという事が良く分かりました。
そこで、もし自民党が選挙で過半数を取れば、日本維新との連立は解消する事は明らかです。
これまで、少数与党であったからこそ国民民主の「ガソリンの暫定税率廃止」や「103万円の壁を178万円に上げる」という提案を聞いたり、維新の会の「衆議院議員定数の削減」の提案も聞いていました。
しかし、自民党が単独過半数を取れば、野党の言う事は聞く必要がなく、以前の様に「増税」も単独で決められます。そうすると、以下の事が起きるのは明らかです。
1.108万円の壁を178万円まで上げる公約は無くなります。
単独過半数を取れば、27議席しかない国民民主党の言うことなど聞く必要がなくなります。そして、最初から178万円への引き上げに反対していた自民党幹部は、国民民民主党との合意も反故にするでしょう。
そして、自民党は「先ずは、消費税減税をやりましょう!年間で数万円年収を上げるよりも、消費税減税の方が良いですよ」と言うはずです。騙されてはいけません。年収が増えて消費税減税もする方が、国民にとっては絶対に良いのです。
2.衆議院議員の定数削減の公約は無くなります。
本来、自民党は議員定数削減に反対でした。しかし、やむを得ず維新の会の政策「定数削減」を公約に掲げたのです。自民党単独政権になれば、この約束も反故ですね。
ところで、高市首相の記者会見で「高市でいいのかどうかが、この“選挙の争点”だ」と言いました。これを聞いて、小泉純一郎元首相を思い出しました。あの時は「自民党をぶっ壊す!」つまり古い自民党を選ぶのか小泉純一郎を選ぶのか、それを問う選挙でした。
簡単に言えば細かい争点を議論するのではなく、首相を支持するのか否か?を問うという支持率が高い総理だから思いつくやり方ですが、現在の様に沢山の問題を抱える選挙ではあまりに乱暴なやり方です。
いずれにしても、自民党が単独過半数を取れば、「野党の言う事を一切聞かない自民党単独政権が再びやってきて、増税で国民を苦しめる!」という事が見えてきたように思います。皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

