活動日記

2020/10/31

クラスター多発!

10月30日(金)の県内の新規感染者数は61人と急激に増えました。これは、朝霞市内の介護付き老人ホーム「ラヴィーレ朝霞」でクラスターが発生したためです。この施設では、当初19人が感染し、昨日現在で新たに38人の感染が判明して総数57人もの感染者が確認されたのです。その内訳は、70歳代~90歳代の入居者が44人、職員が13人で高齢者の容態が心配です。現在、県のクラスター対策班「COVMAT]が派遣され、感染防止の指導を行っています。また、地元白岡市では40歳代の市立保育園職員の感染が判明して、今日から11月2日までで臨時休園して消毒などを行います。これで、白岡市内の感染者総数は49人になります。最近県内の施設などでクラスターが発生していますが、県ではこれ以上多発すれば病床の確保が難しくなると警鐘を鳴らしています。 これから、冬を迎えインフルエンザも多く発生する恐れもあり更に注意が必要です。

さて、昨日の決算特別委員会は、「県土整備部」と「都市整備部」の審査が行われました。県土整備部は、部長から災害に強い県土を作って行くための様々な施策が説明され、委員から県道や1級河川の改修状況や交通安全施設の整備などの質問が多く出されました。私は、県道の耐震改修の必要な橋梁の工事の進捗状況を質問しました。現在は、昭和55年の基準以前に建設された302橋の耐震改修工事が89.4%完了し令和3年度にすべて完了する事、そして平成8年度の基準以前に建設された120の橋梁は、昨年度から改修工事が始められ令和8年度には完了する予定との答弁を頂きました。地震の際に幹線道路の橋が壊れては補給物資の輸送などが困難になりますので、計画的な改修が大切です。また、都市整備部は、部長から誰もが安心して住める都市づくりを中心に各種施策の説明が行われました。私は、これまで県が進めてきた「燃えない街づくり事業の成果」を質問しました。首都直下型地震が発生した場合、住宅密集地は大規模火災が発生する恐れがあり、平成29年度から上尾市と草加市の一部地域の道路や住宅の改修工事を行い検証しました。この事業はお金と時間がかかりますが、大規模火災から県民の生命・財産を守る為に必要な事業です。その他、県営公園や県営住宅の改修工事の状況などの質疑が行われました。さて、残すところ2日の審議です。来週も頑張っていきます!

今日は、白岡市内で大野元裕埼玉県知事をお迎えして、元白岡市議会議長藤井栄一郎氏の時局講演会が開催されます。新型コロナの感染防止の為に入場人数が制限され、事前に登録された方のみ入場が可能です。私は、来賓代表の挨拶を行いますが、白岡の未来に関する貴重な話を伺ってきます。

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