活動日記

2020/09/21

コロナ禍の国勢調査

5年に一度行われる大切な国勢調査、今年はコロナ禍で回収数や調査結果内容などが心配されています。昨日は近所の調査員の方(Yさん)から相談を受け、現場で苦労されている実態が分かりました。国勢調査は、外国人を含む日本に住む人を対象に人口や世帯状況などを調査するもので、政府が政策策定の基礎資料となる大切な調査です。例えば、衆議院選挙区の区割りを決めたり、地方交付税の算定基準にしています。最近は、共働きや単身世帯の日中不在世帯が多く、調査員の負担が大きくなっています。また、個人情報を出したくないという世帯もあり、毎回調査数が減少しているようです。調査員のYさんは、1人で約150世帯を受け持っているそうで、前回までは対面で説明が出来たので納得がいくまで説明ができたそうです。しかし、今回はコロナ禍で直接手渡しが出来ない世帯が多く、インターホン越しに説明してポストに入れる為に十分納得して頂けたかどうか不安だとも言っています。また、郵送やインターネットでの回答についても、説明はしてもどれだけ理解してくれたか疑問が残るとも言っています。私も同感で、直接会って説明すれば相手が理解してくれているかどうか分かりますが、インターホンがカメラ付きでも相手の表情が分かりませんので不安が残ると思います。全国で約5,300万世帯の調査数があり約70万人の調査員が必要なのに、現在は未だ60万人しか集まっていないそうです。政府は、調査方法の検討も必要な時期に来ていると思います。

国勢調査の回答の郵送は10月1日(木)から10月7日(水)まで、インターネット回答は9月14日(月)から10月7日(水)までです。それ以外は、調査員に手渡しができます。是非とも回答のご協力をお願いします。

さて、9月20日(日)の県内の新規感染者数は16人で、陽性率も1.9%と減少傾向にあります。連休明け約2週間後の9月末から10月上旬の新規陽性者の数や陽性率が、このまま減少傾向が続く事を祈りたいと思います。

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