活動日記

2020/09/03

シングルマザー窮地!

新型コロナウイルスがシングルマザーに大きな影響を与えている実態が明らかになりました。それは、自分が感染すれば、同居する子どもや家族に世話に支障が出る事から、あらかじめ休職や退職をしたシングルマザーが32%にも上る事が分かり、仕事・生活面でも大きな影響を受けている実態が明らかになったのです。 この調査は、シングルマザーを支援するNPO法人と立教大学の湯沢教授(社会福祉学)の調査グループが、全国1,810人のシングルマザーを対象に調査したものです。その中で「子どもや介護が必要な家族への感染を避けるため、自発的に休職した」と回答した人は28%(440人)、退職した人が4%(66人)で、併せて32%にものぼります。また、「子どもが乳幼児で自分が感染したら世話を頼める人がいない」という声も多くあったようです。シングルマザーは、普段でも育児や介護などをしながら必死に働きながらも収入が少ないのが実態です。この新型コロナにより、更に生活が苦しい状況が理解できました。 そのため、親が感染しても子どもを預かってくれる仕組みを充実させ、ひとり親が働き続ける事が出来る支援体制を充実させることが大切です。今後とも、シングルマザーの声を行政に届けられるよう活動して行きます。

さて、9月2日(水)の県内の新規感染者数は38人で相変わらず2桁台が続いています。また、2月に初めて県内で感染者が出てから約半年間での総感染者数は4,013人と4,000人を超えてしまいました。そして、死者の数は90人でほとんどが70歳以上の高齢者です。一方、PCR検査数も増えています。昨日の2日(水)は3,731人、1日(火)は2,102人、8月31日(月)は1,211人、30日(日)は52人でした。やはり、感染者が出たら濃厚接触者だけでなく、広くPCR検査を行い感染者を早く見つけて隔離する事、そしてエピセンター(ウイルスの感染集積地)をつぶす事が感染を拡大させない有効な手段だと考えます。

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