活動日記

2021/03/30

スエズ運河再開!

23日に日本船籍の大型コンテナ船がスエズ運河で座礁し、運河の通航が出来なくなってから6日目の28日に運行が再開できるようになりました。周辺には約400隻の船が待機し、正常運行に戻るには時間がかかるようです。ところで、スエズ運河の通行料金は1回4000万円弱かかります。しかし、スエズ運河を通らないでアフリカの南端の喜望峰を経由すると、約10日間余計に日数がかかります。大型コンテナ船等の1日の経費(燃料代や人件費など)が約1000万円(10日間で約1億円)ですから、スエズ運河を通行したほうが得な事は理解できます。それにしても、エジプト政府の通行料収入は、1年間で約1兆6000億円という巨額な収入でエジプト経済を支えています。一方で、運河に対する過激派集団のテロに対する警戒には、莫大な費用が掛かっているとの事です。日本は中東や欧州からの輸入に頼る国でもありますので、中東の安全にも注意を払う必要があります。今回は日本船籍の座礁事故ですから、日本政府は中東諸国などに迷惑をかけている気持ちを表す対応が必要であったと感じました。

3月29日(月):①埼玉県の新規感染者数は、102人(28日:114人) ②重症者37人(昨日:37人)③自宅療養者数351人(昨日:301人) ④入院患者の病床使用率32.6%、入院者数494人(昨日:31.9%) ⑤重症者病床使用率24.2%(昨日:24.7%) ⑥死者0人(合計699人)です。昨日の新規感染者も100人を超え、これで7日連続100台が続いています。専門家の中には第四波の始まりで東京都では新規感染者が1000人を超えるかも知れないと言う人もいます。現在の陽気、そして政府の解除宣言、更には聖火リレーの実施やGoToトラベルの再開の報道を見ていれば国民の危機感は薄れて人出も増えます。また、”変異株”による感染拡大に対する危機感も薄くなってきていますので、感染拡大が心配です。

ところで、戸田市では聴覚障がい者に対するワクチン接種の訓練が手話通訳付きで行われました。友人である菅原市長の素晴らしい取り組みに流石!と感心しています。聴覚障がい者からは、マスクで話し相手の口元が見えないので、手話が無いと会話ができない。ワクチン接種も不安だ!との声を聞いていましたので安心しました。他の市町村でも同じ訓練を実施して欲しいと思います。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ