いよいよテレビ埼玉の放映が明日（２２日）の午前１０時からとなりました。県議会会派「無所属県民会議」の代表として県政の重要課題や重点政策などについて短い時間ですが、インタビューに答えていきます。是非ともご覧ください。

ところで、千葉市内で新型コロナに感染した妊娠２９週の３０歳代の女性が、自宅で出産し赤ちゃん（男児）が死亡した問題は、悲しくて何とも言えない気持ちです。この女性は、中等症と診断され１人で自宅療養中に入院先を探していましたが、９ヶ所の病院から入院を断られ自宅で出産したそうです。何とも残念でなりません。

埼玉県では、総合周産期母子医療センターや新生児センターなど１４ヶ所の病院が、新型コロナに感染した妊婦を受け入れる体制が出来ています。現在わずかに空き病床もあるようですが、妊婦の感染も増えている状況で今後一杯になる状態だそうです。一般的に妊婦が感染すると早産になる傾向があるようですから、妊婦の方は細心の感染防止対策が必要で、体調の変化時は早めの受診が必要です。このような悲しい事が二度と起きないよう、県の医療体制整備を行っていきます。

さて、８月２０日（金）の埼玉県の感染状況：新規感染者数は１，８２３人（１９日：２，１７０人）と金曜日としては過去最多の数でした。また、自宅療養者も、一昨日比＋１，７７７人の１８，０１５人（１９日：１６，２３８）と相変わらず急増しています。更に、問題は入院患者の病床使用率が７２．１％（１９日：７０．９％）、そして重症者用病床使用率が７２．１％（１９日：６６．０％）と共に７０％を超えていて病院はかなり逼迫しています。一方、地元白岡市は４７５人（２０日：＋１０人）、宮代町は２６６人（２０日：＋４人）でした。また、お隣の蓮田市が４８２人（＋１５人）、久喜市が１，２４３人（＋２０人）でした。

今大事な事は、新規感染者数を減らす事でお互いが緊張感をもって①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行う、という基本事項を徹底して生活しましょう！

＊抗体カクテル療法：人工的に作った２種類の抗体を点滴で投与する治療薬です。発病後7日以内に投与する必要があります。治験で入院・死亡リスクが７０％減少したとの報告があります。

＊デルタ株：インドを中心に感染拡大し、アルファ型（英国型）の約１．５倍の感染力があります。日本でもデルタ型の感染が若者に広がっています。ワクチンの効果も弱まる可能性も指摘されています。