活動日記

2025/10/07

ノーベル生理学・医学賞受賞

昨日はノーベル生理学・医学賞に京都大学名誉教授・大阪大免疫学フロンティア研究センター特任教授の「坂口志文さん(73)」が選ばれたという素晴らしいニュース速報が飛び込んできました。

坂口教授は、免疫システムが自己の細胞を攻撃するのを防ぐ仕組みの一端を解明し、1995年に攻撃を抑える特異なリンパ球「制御性T細胞(Treg)」を発見した事で世界的に有名になったとの事です。

現在では「Treg」の自己免疫疾患などの原因となる仕組みを調べる研究がかなり進んでいて、臓器移植をした患者の免疫抑制やがん、アレルギー治療への応用も行われていて、多くの患者さんにとって希望の光にもなっています。

そして、坂口教授の「制御性T細胞」の発見が、世界の人命を救うために大きな役割を果たし、医学界へ大きく貢献しています。

さて、ノーベル生理学・医学賞は、1987年の利根川進氏、2012年の京大教授の山中伸弥氏、2015年の大村智氏、2016年の大隅良典氏、2018年の京大特別教授の本庶佑(ほんじょたすく)氏に続いて6人目となります。改めて、日本人の優秀さに感激しています。

ところで、これまでの受賞者の会見などを聞いていると、”基礎研究”が如何に大切かが、理解できます。そして長年研究を続ける事、更には家族や周辺の人たちの理解とサポートが大切であることを痛感します。

現在、国の大学への補助、特に研究方面の予算が厳しいと聞いています。政府は、長期的展望に立ち“基礎研究”を予算面でもサポートして、若い研究者が『人生をかけてよかった』と思える国になることが重要だという事を考える、素晴らしいニュースでした。

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