８月２１日（金）の県内の新規感染者数は５０人でしたが確実に感染者が増えています。また、重症者が１人増えて１１人となっていますので心配です。　　　そして、地元白岡市内では２０歳代の独身男性が新たに感染し、市内の合計感染者数は４０人にもなっています。この男性は、久喜署に勤務し先に感染が判明した女性刑事と同じ部署に勤務していました。現在、同じ課で勤務した警察官は自宅待機して検査を行うと同時に、県警本部から応援の警察官が派遣されて捜査などを行っています。

さて、２０日に都内で開催された「日本感染症学会」において、尾身会長が「現在の感染は第二波か、第三波か分からないが、“流行のピーク”に達している」と発言しテレビなどで大きな話題を呼んでいます。尾身会長は、その発言の根拠を最後まで示す事はありませんでしたが、果たしてそうなのでしょうか？東京都や沖縄県の感染拡大状況や病院の逼迫度などを見るとにわかに信じられません。尾身会長のような人が根拠をしめさず軽々に「ピークに達している！」というのはやめて欲しいと思います。確かに、感染拡大だけで不要に恐れる必要はありませんが、このような政府の方針決定の意見を述べるような立場の人は、発言に気を付けて欲しいと思います。そして、発言する場合は、その根拠となる数値などを示すべきで、それが責任ある立場の人の役割です。そして、今は先を見越してインフルエンザが増える秋・冬に備えて医療体制など整備すべき提言を行うべきです。