政府では２０２４年の介護保険改正に向けて議論が行われていますが、県でも第９期介護保険事業計画（令和６年度～令和８年度）や高齢者支援計画の改正に向けて調査などが始まります。私の先日のブログで“介護予防”の重要性を掲載しましたが、関係する書物を読んでいると、特にフレイル予防に力を入れるべきだという事を改めて認識しました。

フレイルとは、加齢に伴い心身の状態が低下し要介護に至るまでの過程を言いますが、フレイルの要因となる生活習慣病（糖尿病、高血圧性疾患、脳血管性疾患、心疾患、ガン、）は、これらの病気を発症する前のいわゆる健康と生活習慣病発症との境界領域をいいます。今後は加齢に伴う虚弱による要介護者数が大幅に増加する事が予想され、医療費の増加に比べて介護費用が大幅に増加する事が見込まれています。そこで、早期の介護予防である“フレイル予防”が国・県（市町村）の大きな課題です。

フレイルを予防する為には、「栄養（食・口腔機能）」、「身体活動」、「社会参加」の三位一体の視点に立った日常生活を送る事が大事です。この２月議会では、「フレイル予防」に関する提言も行い、高齢者の皆さんが健康で生活し続けられる地域づくりを行っていきます。

＊１月２１日 （土）の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は３，８８５人（２０日：３，７７７人）と３，０００人台が２日続いています。一方、政府は新型コロナの分類を２類から５類に変更する方針を示したとの事ですので規制が緩和され、ウイッズコロナの流れが進むと予想されます。しかし、引き続き基本的な感染防止対策のうがいや手洗いなどは行って欲しいと思います。

＊１月２２日（日）発表の新規感染者数：白岡市３８人、宮代町２５人、蓮田市６５人、久喜市１２２人。

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