昨日は、一般質問初日で会派から「岡村ゆり子議員：１期、川口市」が登壇しました。①児童虐待の一時保護期間が長すぎるという問題（２ヶ月以内が原則）、②離婚した女性が扶養手当が途中でもらえなくなった場合の公的な支援策、③子どもの公衆浴場での混浴が、現在１０歳までとなっているが７歳まで引き下げるべき等など、女性の視点から身近な問題を取り上げて内容の濃い質問でした。また、日頃から県民の声をよく聞いている事が分かる質問でした。岡村県議の今後の活躍が期待されます。

さて、昨日は尾身会長が「東京五輪は無観客が望ましい」などの提言を行いました。当初提言には、五輪開催の有無について記載があったのですが、政府は既にG7でも開催について各国の同意を得ている為に、開催有無の提言は意味がないとの結論に達したそうです。専門家としての厳しい提言などを出しても、聞いてくれない政府の姿勢に尾身会長のやるせない気持ちが表れていて気の毒でした。

ところで、昨日のニュースで、政府は観客上限１万人という発表をしていますが、開会式などでは別に各国要人やスポンサー、そしてそれらの関係者が別に約１万人来日する予定だそうです。入国管理事務所では、その要人（VIP)や警護などの関係者を２週間隔離・待機措置が出来るのでしょうか？これからも、このような新たな事実が沢山出てきそうで心配です。

６月１８日（金）の埼玉県の感染状況：①新規感染者数は６３人（１７日：７８人）　②重症者２９人（一昨日：３１人）③自宅療養者数１５４人（一昨日：１５５人）④入院患者の病床使用率２０．６％、入院者数３３９人（一昨日：２１．６％）⑤重症者病床使用率１７．７％（一昨日：１８．９％）　⑥死者１人（合計８２５人）です。陽性率は２．２％（一昨日：２．２％）と２％台まで減少し、新規感染者数も８日続けて１００人を切っています。しかし、東京都の新規感染者数は４５３人、神奈川県は２３１人、千葉県で１３５人と埼玉県を除く１都２県が増えている状況と、県内では感染力の強い”インド型変異株“の感染拡大が未だ油断できない状況です。気を緩めず緊張感を持って①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事　この４点に気を付けて、この週末も感染防止に努めていきましょう！