活動日記

2020/08/05

下水道BCP(業務継続計画)

8月4日(火)の県内の新規感染者数は、昨日と同じ49名でした。現在の患者総数は521名となり、残念ながら入院中の70歳代と80歳代の男性患者がお亡くなりになりました。死者は 76名にもなり、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。また、地元白岡市では太陽の里に70歳代の女性の入居者の陽性が判明し施設内感染者数の合計14名となりました。そして、宮代町では60歳代の男性の家庭内感染が判明し同居家族の感染が心配です。また、現在県内の自宅療養(入院調整中含む)者が、昨日に比べて18名減少しても未だ147名もいますので家庭内感染の広がりが心配されます。

ところで、昨日は埼玉県が初めて実施した「下水道施設」での水害対応訓練を視察しました。これは、県の下水道BCP(業務継続計画)が、東日本大震災後に作成された地震対応型の計画で水害を想定していませんでした。そこで、今年2月の県議会の代表質問で私が「水害対策を加えたBCPに修正し、速やかに訓練を行い検証すべし」との提言を行い、昨日初めての訓練実施に至りました。訓練した施設は、川越市内の新河岸川に面する施設で「豪雨で河川の水が施設内に流れ込み、重要な処理施設内にも水の流入が予想される」との想定で訓練が行われました。土嚢での浸水防止、他施設からの人員の応援や機材の搬入など小川所長を先頭に真剣に訓練に取り組んでいました。これまで、震災時に下水道施設が如何に短時間で復旧させるか!それは、普段の地道な訓練によるものが大きい事は各地の被災地で実証済みです。日頃から現場の職員は自分の担当する施設を如何に守るか!を真剣に考えていますので、これからも様々な面からサポートして行きます。

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