活動日記

2021/10/22

人権政策の要望を知事に提出

昨日は、人権教育・啓発推進埼玉県実行委員会と一般社団法人埼玉人権・同和センターの皆さん、そして県内の主だった首長・議長と一緒に、大野知事と梅沢埼玉県議会議長に対して「人権政策に関する要望書」を提出しました。2016年に「部落差別の解消に関する法律」が施行されましたが、県内各地では相変わらず“部落差別“が起きています。最近白岡市内でも県農林振興センターを訪問した男性が「この地区は部落などで農地転用の許可をしないように」と地図を示しながら驚くような発言をして大きな問題になりました。また、全国で結婚の際に”住まいが部落かどうか”の身元調査をしたり、インターネット上に部落地区を地図上で記載したりと人権侵害問題が発生しています。私も、今回コロナ禍でインターネットへの書き込みなどの人権侵害を数多く見てきましたので、学校教育を始め社会全体で差別で苦しむ人がいなくなる様に人権問題に取り組んでいきます。尚、県議会議員で同席したのは、私(無所属県民会議代表)と、田並県議(民主フォーラム代表)、公明党の蒲生県議の3人だけでした。

ところで、選挙で買収事件で有罪となっていた河井克之元法務大臣が、昨日控訴を取り上げて刑が確定しました。何故この時期に取り下げたのでしょうか?選挙に対する自民党への国民の反発を和らげる効果を狙ったのかもしれません。しかし、問題は自民党本部から河井陣営に提供された1億5000万円の使途が明らかになっていません。この内1億2000万円は政党助成金で国民の大切な税金ですこの使途が明らかにならない限りは、この事件の解決はありません。

10月21日(木)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は11人(20日:13人)と5日連続で10人台が続いています。しかし、病床使用率は6.4%(20日:6.8%)、重症者用病床使用率は12.0%(20日:12.0%)、陽性率は0.8%(20日:0.8%)と下げ止まりの感があります。昨日、厚労省のアドバイザリーボードの脇田座長が「新規感染者数は下げ止まりで、リバウンド(再拡大)の傾向がある」とコメントを出しましたが、その傾向にあるようです。これから寒い日が続くと、部屋の換気をしなくなり感染するリスクが多くなります。特に、今の感染者の特徴は、ほとんどが”無症状“との事です。引き続き感染者の濃厚接触者のPCR検査を確実に行い隔離するという基本的な事を行う必要があります。油断は禁物で三密の防止、部屋の換気、マスク着用などは感染防止に極めて効果がありますので基本的な感染対策を行って欲しいと思います。

地元白岡市の昨日時点での総感染者数は720人(20日:0人)、宮代町は382人(0人)でした。また、隣の蓮田市が724人(0人)、久喜市が1,702人(+1人)、伊奈町491人(+3人)でした。油断はできませんが確実に減少傾向にあり、このままの状態を持続して欲しと思います。

*2回のワクチン接種率(対象者全体比) : 埼玉県63.5%(10月20日現在)  白岡市73.4%(10月20日現在)  宮代町81.7%(10月18日現在)

  • Facebookページへ
  • Twitterへ