活動日記

2023/05/15

介護の相談

昨日は、長年私を支援してくれた男性(80歳)からの相談に涙が出ました。その男性は、先日奥さんを亡くされたばかりで、50代の息子と二人暮らしでした。しばらくして、男性から「息子が脳梗塞で倒れて救急車で運ばれた」との知らせを受け心配していましたが、その後退院してリハビリをしているとの話で安心していました。

昨日は、「要介護1の認定を受けた。しかし、息子の自宅での生活介助に体力的に不安だ!」との相談でした。80歳の父親が、50歳の息子の介護をするという事がどれだけ大変か!私は、自宅で妻と寝たきりの母(98歳)を介護した経験からその大変さは良く理解できます。そして、男性にとってこれからの生活の不安も計り知れないものがあると想像できます。

そこで、私は地元の「地域包括支援センター」に相談する事を勧めました。地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉などの側面から高齢者を支える「総合相談窓口」です。専門知識を持った職員が、高齢者が住み慣れた地域で生活できるように介護サービスや介護予防サービス、保健福祉サービス、日常生活支援などの相談に応じており、介護保険の申請窓口も担っていますので、的確なアドバイスを受ける事ができると思います。

これから高齢者の一人暮らしも増える一方で、このような高齢者の親が同居している子供の介護をするケースも出てくると思うと、役所での把握のほかに地域内のコミュニケーションを強め、普段からお互いに声をかけあえる良好な近所付き合いが必要だと改めて感じました。

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