活動日記

2020/10/14

介護現場では!

昨日の県議会は、今日(14日)の最終日に向けた様々な準備に追われました。また夕方には、報道関係者からの11月に行われる白岡市長選挙に関する取材もありました。その後は、前白岡市議会議員藤井栄一郎さんと一緒に介護施設を訪問し、施設長から現場の声を聞きました。施設長は、白岡市が行った調査結果で、「訪問介護」と「夜間対応型訪問介護」が不足している事を指摘していました。「訪問介護」は、介護福祉士や訪問介護員が利用者(要介護者・要支援者)の自宅を直接訪問し、食事・入浴・排泄など直接身体に触れる「身体介護」と、清掃・洗濯・調理などの過地面における「生活援助」、通院時の外出移動サポートなどを行うサービスです。そして、それらはケアマネージャーが作成する「ケアプラン(居宅支援計画)」に基づいて行われます。また、「夜間対応型訪問介護」は、夜間帯に訪問介護員が利用者の自宅を訪問するサービスで、「定期巡回サービス」:夜間定期的に計画に基づき行うサービス、「随時対応サービス」:18時~翌8時までに、利用者からの通報によって対応するサービス、「随時訪問サービス」:オペレーターからの要請を受けて、随時訪問介護員が利用者の自宅を訪問して行うサービスの3つがあります。これらのサービスを充実させるためには、介護福祉士やケアマネージャーなどの人材の育成も必要です。今後、超高齢化が進む白岡市にとっては必要なサービスで、介護の体制整備は大きな課題であること改めて認識しました。現場の生の声を伺い勉強になりました。

ところで、この介護施設では厳重な新型コロナウイルス感染防止対策が取られていました。施設入り口では、先ずインターホンで要件を伝える~職員が玄関に迎えに来て用件を確認~入室許可であれば手の消毒~検温などの健康チエック~外部とを遮断した扉をあけて施設内に入れます。施設内の感染は利用者の命に直結します。厳重な感染防止対策にも感心しました。

さて、10月13日(火)の県内の新規感染者数は31人で、重症患者が1人増えて10人になりましたので容態が心配されます。また、現在入院患者は202人もいますので、安心できる状態ではありません。感染防止に向けて引き続き注意が必要です。

さて、今日の県議会は最終日で、「知事などの特別職の給与削減」と「議員報酬削減」の議案に対して、最大会派の自民党が本会議でどのような対応をするのかマスコミも注目しています。(委員会では自民党だけが反対)

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