活動日記

2022/03/30

児童虐待10年で4倍の増加

議会が25日(金)で閉会しましたが執行部との打ち合わせが続いています。昨日は、児童虐待防止対策の意見交換でした。全国で児童虐待がこの10年間で4倍も増加して、昨年1年間で警察が摘発した児童虐待事件は2,174件(前年対比41件増)もあり、その内18歳未満の子どもは2,219人(前年対比47人増)でした。また、その内で約80%が身体的虐待で、約16%が性的虐待です。更には、虐待で死亡した子どもは54人、無理心中が29人という悲しい状況です。

埼玉県でも、児童虐待は増加傾向にあります。私は議会でこれまで何度も”児童虐待防止策”を提言して、県では全国に先駆けて「通報を受けてから48時間以内に目視で安全確認をする」という取り組みや、県の”児童虐待対策協議会“を開いて専門家による対策を行っています。しかし、様々な対策を行っても残念ながら減少しません。現場では、コロナを理由に家庭訪問が拒否されたり、学校ではコロナ対策を優先し子ども変化に気付きにくくなっているようです。更には、オンライン授業が増えて登校してきてもマスクで表情が見えにくいという事も虐待の発見を遅らせる原因になっているとの事。これからも、現場の声を聞いて児童虐待から一人でも救えるよう議会で提言していきます。

3月29日(火)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は2,673人(28日:3,279人)と若干減少しました。また、一般病床使用率は40.6%(前日:40.5%)、重症者病床使用率は12.3%(前日:10.8%)で重症病床使用率が上昇しています。東京都では先週に比べて2倍以上の7、846人もの新規感染者が出ています。その中で、子どもの感染者が多くを占めている事が特徴です。3回目のワクチン接種を更に進める事も大事です。花見のシーズンですが、油断が出来る状況にはありません。引き続き気を緩めず基本的な感染防止策をしていきましょう。

*3月29日の新規感染者数 ①白岡市:17人 ②宮代町:5人 ③蓮田市:23人 ④久喜市:38人 ⑤伊奈町:28人

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