活動日記
八潮陥没事故
今年1月28日に起きた八潮市の道路陥没事故から約3ヶ月が経過しますが、今もってドライバーが救出されていません。現在、懸命にドライバーの救出の為の復旧作業を行っていますが、本格的な救出作業は5月中旬以降になるという事です。また、下水道や道路の本格復旧には5~7年もかかるとの報道に思わず絶句しました。
埼玉県によると、現場周辺の汚水を迂回させるバイパス工事が行われていて、それが完了してからドライバーの救出作業に入るとの事です。一日も早いドライバーの救出を願っています。
ところで、今回の事故は下水道設備の老朽化が原因ですが、併せて“都市設計の在り方”についても考えさせられるものです。というのも、現場は12市町の大量の汚水が1ヶ所に集まるところです。もし、この地点が破損すると、今回の様に下水管などのバイパスを作る大規模な工事が必要になります。
今回の教訓の一つは、下水管や排水設備などの出口関連設備は、“分散”する必要があるという事です。現状であれば、今回のような事故が起きれば周辺のライフライン全ての機能がマヒする恐れがあります。
現在、埼玉県では市町村と連携して老朽化した上下水道設備の交換と耐震工事を進めていますが、膨大な時間と経費が掛かります。しかし、次の世代に安全な上下水道設備を引き継ぐには、我々の世代でやり遂げなけらばならない事業です。
今は、一日も早いドライバーの救出を最優先する事は当然ですが、同時に県議会でも県内の上下水道設備の在り方の議論を行い、改修工事の事業化と予算獲得を行うべきです。そして、同じような事故が起きないようにして欲しいと思います。
それにしても、道路がいきなり陥没して、普通に走っていた車が巻き込まれることなど誰も想像しなかったことです。このドライバーがもしかすると自分だったら!と想像すると、普通どおりの日常がどんなにありがたいものか思い知らされます。ご家族の気持ちを想像するといただまれません。もう県だけでなく、国の力も総結集して、1日も早い救出をしてもらいたいものです。


