活動日記

2020/10/09

給与削減案否決

昨日の県議会の常任委員会で、「知事などの特別職の給与削減案」と「議員報酬削減案」の2つの議案が最大会派の自民党だけの反対で否決されました。その反対理由は、「客観的な根拠に基づくものでない!」あるいは「コロナ対策基金に繰り入れる行為は寄付行為にあたり公選法違反の恐れがある!」等の理由が述べられました。しかし、私はこの反対理由には納得いきません。特別職の給与削減案は6月議会に提案する予定でしたが、事前にその根拠などを最大会派の自民党に何度も説明に行きましたが、反対されて提案を断念しています。今回も、同様な説明を行いましたが合意が得られませんでした。また、私たちの議員報酬削減案も6月議会から各会派と調整し、今回自民党以外の各会派の合意が得られたので提案しました。根拠は、事前に十分説明し、条例を定めて削減するので寄付行為には当たりません。また、自民党は提案者の提案説明の時に一切質問もしないで、一方的に反対理由だけを述べて数の力で押し切るやり方は到底容認できません。今、新型コロナウイルスの影響で、県内の中小企業の経営が逼迫し、職を失って生活が困窮している人も多くなり無事に年が越せるのか?、或いは医療・介護従事者は、病院や介護施設などの経営が厳しくボーナスが出せないという話も聞いています。その様な中、知事を始めとした特別職や県議会議員は自らの給与を削減し、少しでも県民に寄り添う姿勢を示すべきだと思います。埼玉県民はこの県議会の状況をどのように見るのでしょうか?14日の議会最終日の本会議には、県民の為に自民党にも賛成して欲しいと願っています。

さて、10月8日(木)の県内の新規感染者数は44人です。しかし、1ヶ月前の9月8日に比べると新規感染者(12人)は増えています。最近は減少傾向にありましたが、少しづつ増えている様子が見えます。昨日から気温も11月並になり急激に下がっていますので、風邪をひく人が多くなるのではないかと心配しています。引き続き健康には留意が必要です!

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