活動日記

2023/01/21

医師不足対策

埼玉県の医師不足が言われだしてから既に20年近く経っています。私が県議会議員に就任した15年前には、当時の上田清司知事が「埼玉県の医師不足を解消する為に、医学部の学生の奨学金制度(医師免許取得後、9年間埼玉県内の指定された医療機関に勤務すれば返済が免除)やその他の対策を行ってきた結果、その成果が出つつあります。

最新の医師数の調査結果によると、埼玉県の医師数は13,057人で全国8位です。この10年間で約2,800人の医師が新たに誕生していて、その増加率は全国一位です。しかし、それでも人口10万人当たりの医師数にすると、未だ全国で47位と最下位なのです。また、県内の人口10万人あたりの医師数でみると、一位が川越比企医療圏(川越・坂戸・嵐山・小川その他)で、最下位が利根医療圏(白岡・宮代・久喜・幸手その他)です。医療圏ごとの格差が大きい事も大きな課題です。

今回の新型コロナで、医療機関の逼迫が問題になりました。その原因の一つが医師不足だと考えています。今後、首都圏直下型地震も想定されていますので、現在県では災害時の医療体制を整備していますが病床数と医師の確保に向けた提言も議会で行っていきます。これからも、県民の“命と暮らしを守る”為にこの課題解決にも全力で取り組んでいきます。

*県の医療圏:南部、南西部、東部、さいたま、県央、川越比企、西部、利根、北部、秩父の10の医療圏で構成されています。

*1月20日 (金)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は3,777人(19日:4,447人)と減少傾向にあります。一方で、相変わらず死者は連日25人前後と多くなっていますので、未だ油断が出来ない状況にあります。引き続き基本的な感染防止対策のうがいや手洗いなどを行って欲しいと思います。

*1月21日(土)発表の新規感染者数:白岡市48人、宮代町21人、蓮田市43人、久喜市106人。

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