昨日は、さいたま市内で行われた危機管理の講演会に参加しました。講師は、テレビでも危機管理の専門家として頻繁に出演している、陸海空自衛隊のトップである前統合幕僚長河野克俊氏でした。来賓の大野元裕埼玉県知事を始めとして、多くの自衛隊の指揮官も参加されていました。河野氏は私の防衛大学校の１期後輩です。講演では、まず防衛大学校の入学試験では補欠入学であったエピソードを、ユーモラスな話題を交えて会場を沸かせました。そして、本題では海上自衛隊勤務時の様々な経験の中で平時と有事の指揮官の心構えの違い、そして常に最悪の状況を考えて対応する事の大切さを教えてくれました。いつの場合でも判断力と想像力が重要である話に、これは国防だけではなく、今回の新型コロナ感染拡大時にも通じることで、正に前首相が当初から”危機管理能力“が欠けていたという事を改めて感じました。

１１月８日（月）の埼玉県の感染状況：新規感染者数は３人（７日：２人）と一桁ですので、今週はゼロを目指したいですね。また、入院患者は４７人（ー７人）、重症患者数は１３人（０人）という状況でした。更に、自宅療養者も昨日は１１人減少して１７人と減少しています。一方、一般病床使用率は３．５％、重症者用病床使用率は８．０％と横ばいの状態です。専門家は「年明けには必ず第六派が来る。その為の医療体制の準備が必要」と話しています。私たちも、気を緩めることなく感染しないように緊張感を持って生活する事が必要です。

地元白岡市の昨日時点での総感染者数は７２４人（０人）、宮代町は３８３人（０人）でした。また、隣の蓮田市が７２５人（０人）、久喜市が１，７１１人（０人）、伊奈町４９３人（０人）と、昨日も新規感染者がゼロで落ち着いた状況が続いています。また、白岡市内のグリーンコアでホテル療養していた人は、一時４０人いましたが、現在は６人に減っています。

＊２回のワクチン接種率（対象者全体比）　：　日本全体７３．７％（８日現在）、埼玉県７０．９％（７日現在）、白岡市８３．２％（７日現在）、　宮代町８４．７％（８日現在）