活動日記

2021/07/28

台風の影響

昨日は、台風8号が東北地方に上陸するとの予報から暴風雨を心配しましたが、地元は思ったほど大きな影響はありませんでした。その為に、稲も穂が目立つようになり生育も順調です。今は全ての作物にとって大切な時期ですので、天候も穏やかに推移して欲しいものです。

さて、新型コロナウイルス感染症の患者が急増している事と、熱中症患者も増えている事から患者の搬送先が直ぐに決まらない「救急搬送困難事案」が大幅に増加しています。それは、熱中症が37℃以上の発熱や呼吸困難などの症状が新型コロナウイルス感染症と似ている事で、病院が受け入れを躊躇している事も原因の1つだそうです。また、専門家の中には五輪会場などへ多くの医療従事者が派遣され、病院など救急患者受け入れに支障をきたしていると指摘する人もいます。特に、首都圏の医療現場は深刻な状況です。

ところで、昨日の東京都の新規感染者数は2,848人と最多、埼玉県も最多の593人、神奈川県でも758人、千葉県は405人と、首都圏全域で新規感染者数が急増して深刻な状況が続いています。そして、病床使用率が急増し、自宅療養者も増えている事から医療の逼迫度も厳しい状況にあると言えます。最近の感染者の特徴は、20歳代~50歳代の若者の感染者数が増えているのと、職場や家庭内の感染者が増えている事です。菅首相は「人流は減っている」と明言していますが、実態は若者の人流が増えてる事が感染拡大の主な要因になっているようです。昨日は、埼玉県・神奈川県・千葉県の各知事が”緊急事態宣言“を政府に要請する事も含めて情報交換を行ったようで、今日の埼玉県の専門家会議と対策本部会議で今後の方針と対応が決まる予定です。夏休みと東京五輪で人流は増えていますので、感染拡大は更に広がると予想されます。今日も、熱中症に気を付けると共に①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事 この4点に気を付けて感染防止に努めていきましょう!

7月27日(火)の埼玉県の感染状況:①新規感染者数は593人(26日:447人) ②重症者39人(一昨日:37人)③自宅療養者数2,080人(一昨日:1,957人)④入院患者の病床使用率51.4%、入院者数857人(一昨日:49.6%)⑤重症者病床使用率23.6%(一昨日:22.4%) ⑥死者0人(合計846人)⑦陽性率9.3%(7月1日:2.8%)です。

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