昨日は、１２月定例会の議案の勉強会行いました。また、大野知事が昨日発表した“飲食業や営業時間の短縮要請“に応じたお店に対する補償に関する補正予算の内容などの検討なども行い、今日の本会議に備えました。要請の対象は、さいたま市大宮区、川口市、越谷市内の「酒類の提供を行う飲食店」と「カラオケ店」で約９，０００店舗あります。この地域は県内で一番の飲食店街で、これまでクラスターが発生した地域でもあります。要請期間は１２月４日（金）～１７日（木）の１４日間で、夜１０時までの営業時間をお願いしています。そして、時間短縮の補償額は１店舗で１日２万円です。この対策は会食などで感染が拡大している現状から、感染拡大防止策として、まずは東京都周辺の県が”飲食業などの営業時間短縮”で歩調を合わせたもので、やむを得ない要請だと思います。

さて、１２月１日（火）の県内の新規感染者数は１０４人でした。昨日現在の入院者は５９０人（１１月１日：２５２人）、重症者は３８人（１１月１日：１０人）と増加していて、医療現場が逼迫している状況が推察されます。また、毎日高齢者の方が亡くなっている現状も心配されます。最近の感染拡大状況は、年齢層が広がっている事、感染経路の不明な例が多い、病院や介護施設でクラスターが多く発生しているなどの特徴があります。今は、感染者を増やさない、そして重症者を増やさない対策に力を入れるべきだと思います。