活動日記
図上訓練
埼玉県の令和6年度第一回埼玉版FEMAの図上訓練が、県の危機管理防災センターで開催されました。私は、オブザーバーとして参加しましました。
今回のテーマは、「国民保護(弾道ミサイル)事案への初動対応」でしたが、前回に比べてかなり現実的なシナリオでした。そして、これまで北朝鮮は何度も日本に向けてミサイルを発射していますので、国民の命を守る為に必要な訓練です。特に、国ー県ー市(町)、そして自衛隊や消防、更には医療機関などの連携が必要で、普段から訓練を通してお互いが顔の見える関係、情報の共有が必要です。
北朝鮮がミサイルを発射すれば、10分以内で日本に着弾しますので、国から県がミサイル発射情報を得てから対策を取るまでに既にミサイルが着弾し多くの被害が出ているのが現実です。今回の訓練は、多数の死傷者が出ている想定で自衛隊や消防などがどのような行動をするのか、県がどのようなタイミングで自衛隊へ「災害派遣要請」を行うのか、あるいはDMAT(災害医療チーム)の派遣までどのような手続きを行うのか等々、現実的なシナリオで訓練が行われました。
埼玉県の大野知事は「埼玉版FEMA」を重要政策に一つに掲げ、今後予想される大きな災害や北朝鮮のミサイルから県民をどのように守るかを大きなテーマとしています。このように、普段から関係機関が地道に訓練を重ねて、お互いが共通の認識をもって良好な関係を築いていることが“有事”に役立ちます。私も、これまでの経験や知識を生かして訓練に参加しながらアドバイスをし、より良い埼玉版FEMAが出来るよう努力していきたいと思います。
*埼玉版FEMA : 米国ではFEMA(連邦緊急事態管理庁)が、政府機関として実動部隊が中心となり災害時に対応しています。一方、埼玉版FEMAは、実動部隊を持たない為に、普段から関係機関同士の連携を関係を強固にするために図上訓練などを重ねて行く手法です。

