昨日は、石川県能登地方で震度６の地震に続いて、青森県でも震度４の地震が発生し大きな被害が出ています。被災者の皆様には、心からお見舞い申し上げると共に一日も早い復旧をお祈りいたいます。

さて、私は県議会議員になって力を入れてきたのが下水道局の災害復旧計画の見直しと訓練の実施でした。それは、阪神大震災を始め大地震の際には、水洗トイレが使えない事が被災者にとって一番困る事でした。そこで、大地震の際県内の下水道設備が一日も早く復旧できるように、先ずは「下水道BCP（業務継続計画）」を策定する事と、訓練を重ねる事を県議会で何度も提案しました。それに対して、私が陸上自衛隊で学んだ「図上訓練」そして「実動訓練」のノウハウなども担当部が積極的に取り入れてくれました。この事は私にとって一番の喜びでした。

それは、歴代の下水道管理者が、私と同じ問題意識を持ち多くの私の提案を受け入れてくれた事が幸いしています。もちろん、私もほとんどの図上訓練や実動訓練の現場を見て、現場からもアドバイスをさせて頂きました。その結果、現在の下水道局はタブレットも活用した最新の情報伝達手段で現場の状況がリアルタイムで把握できて、指揮所から的確な指示が出来るようになりました。これまでの地道な訓練などを重ねた結果、もし県内で大規模地震などが発生しても、県ができる限り短い時間で復旧が出来る体制が整っていますので、県民の命と暮らしを守る事が出来ると期待しています。

＊５月５日 （金）の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は２４１人（４日：２３６人）でした。

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