埼玉県医師会（金井忠男会長）の新年会が３年ぶりに開催されました。来賓として、大野元裕埼玉県知事や日本医師会の松本吉郎会長、東京都医師会の尾崎治夫会長などが招かれました。また、多くの市町村長も出席し、コロナ禍で地域医療を支えてくれている医師の皆さんと懇談をしたり情報交換などをしていました。埼玉県の大きな課題は、“医師不足”です。今回のコロナ感染症の拡大でそれが顕著になりました。医師の数は約１．３万人と全国で８位ですが、埼玉県の人口が730万人と多い為、人口１０万人当たりの医師の数は全国最下位です。

また、埼玉県では地域によって医師の数が偏っている事も課題で、特に利根（白岡市・宮代町など）、北部（本庄市、深谷市など）、秩父（秩父市、小鹿野町など）は、他の医療圏に比べて医師の数が少ないのが実態です。現在、埼玉県も、この医師不足解消に向けて医学生への奨学金の貸与などを行っています。

私も、この医師不足は現在の超高齢社会の中で解決すべき喫緊の課題だと考えていますので、県議会でも取り上げながらしっかりと取り組んでいきます。

＊２月４日 （土）の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は１，６１７人（3日：１，７３３人）と２日続けて２，０００人台を下回っています。

＊２月５日（日）発表の新規感染者数：白岡市２７人、宮代町１６人、蓮田市１２人、久喜市７６人。

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