活動日記

2022/08/17

埼玉県平和資料館

久しぶりに埼玉県平和資料館を視察し、その後“原爆の図丸木美術館”を見学して、改めて戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさを頭に焼け付けました。その絵を見ながらウクライナの人々の苦しみを思うと、二度と戦争をしてはいけないと強く心に刻みました。

埼玉県平和資料館には、親子連れや若者が訪れて展示品などを真剣に見て親子で話し合う光景が見られました。数々の展示品や説明文などを見ていると、その中に「先の大戦で戦場に赴いた将兵は約720万人、その中で埼玉県からは約35万人もの将兵が赴いていた」という説明にあの戦争では“現在の埼玉県の人口全部が戦争に赴いたのだ!” そして、学徒出陣や特攻隊で将来有望な多くの若者が死んでいったと思うと、もし戦争がなくそれらの若者が生きて活躍していれば、現在の日本はもっと良くなっていただろうと思いました。

丸木美術館は、初めて見学しました。広島出身の丸木さんが原爆投下直後に広島を訪れ、その惨状を絵に描いたものが展示されていました。一瞬にして衣服は焼け落ち、裸で彷徨っている様子が水墨画で克明に描かれており、中でも赤ちゃんを庇って息絶えた母親の姿には胸を打たれました。戦争の被害者は主に女性や子供たちです。被爆した人たちの惨状を見ると改めて戦争の悲惨さと平和の尊さを強く思いました。僅か77年前に現実に日本で起きた事です。私たちは決して忘れてはいけないと誓いました。

ウクライナは、一日も早く戦争が終わり平和が訪れることを願っています。

8月16日(火)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者数5940人(15日:7,128人)と引き続き1万人を下回っています。ところが、連日の猛暑による熱中症患者が医療機関のお盆休みなどが重なり、診察が受けられない(救急患者を受け入れられない)状態が起きています。病院の逼迫状態に変わりはありません。

*8月17日(水)発表の新規感染者:白岡市74人、宮代町67人、蓮田市63人、久喜市156人

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