活動日記

2025/05/20

外国免許切替制度

 以前国会で問題になった「外国免許切替制度」が、再び話題になっています。これまで、外国籍の短期滞在者がホテルの住所で日本の運転免許証を取得できる事が問題視されましたが、政府は未だ具体的な対策を講じていません。

先日、埼玉県三郷市で起きた中国籍の男性二人による小学生のひき逃げ事件で、逮捕された二人がその制度で日本の免許証を取得したかどうかは分かっていません。しかし、外国人がこの制度で簡単に運転免許証が取得できる事自体問題で、政府の怠慢です。

ところで、外国の運転免許証を持つ人が日本で車を運転するには、三つの方法があります。 ①道路交通に関するジュネーブ条約に基づく国際運転免許証を所持する ②外国・地域の運転免許証に日本語の翻訳文を添付する ③日本の免許証を取得する、のいずれかです。 例えば、中国はこの条約に加盟していないため、中国で発給された運転免許証を保有していても国際運転免許証を取得することはできません。また、外国・地域の運転免許証に日本語訳を添付するのが認められるのは、日本と同等の免許制度を有しているとされる国・地域のみで、スイス、ドイツ、フランス、ベルギー、モナコ、台湾だけです。 このため、中国籍の人が日本で運転免許証を取得するには③しかありません。

ただし、母国の免許証があれば日本の教習所に通わなくても取得できる方法があります。それは、運転免許試験場で学科や技能試験を受ける「外国免許切り替え」(外免切替)制度です。 試験をパスすれば、旅行中であっても滞在先のホテルを住所として免許を切り替えられます。そして、〇×方式の簡単な試験で直ぐに免許証が取得できるとテレビで報道されてから話題になり、外免切替で免許の交付を受けた外国籍の人数は、現在6万6000人もいて、この10年で2.4倍にも増えています。

政府が、外国人が日本での就業を容易にするために設けた制度ですが、既に試験方法や制度自体に問題がある事が指摘されています。政府は、大至急“制度の見直し”を行うべきです。

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