活動日記

2021/03/10

子どもの貧困

コロナ禍で、ひとり親の家庭の生活困窮が深刻で、併せて”子どもの貧困“も深刻との新聞報道がありました。私も、先日の県議会代表質問で「生活困窮者への食糧支援を!」と題して、この問題を取り上げました。現在、子どもの7人に1人が貧困生活者で学習面にも影響が出ています。埼玉県では、上田前知事が”貧困の連鎖を断ち切る”対策を決めて「子ども食堂」や「学習支援」などをボランテイア団体が中心となり行いっています。そして、多くの市や町ではそれを行政が支援しています。しかし、このコロナ禍で支援活動が十分に出来ていない状況が続いています。更に、ひとり親世帯、特にシングルマザーの約3割の世帯が職を失っている状況を見ると、生活が困窮し同時に子どもの貧困も深刻な状況になっている事が想像できます。私は、今回大野知事に対して”生活困窮者への食糧支援を県が主体で早急に行うべき“と提言し、知事は「県が市町村にある自立支援窓口、食品業者などと連携して食糧支援を行う」と答弁されました。生活困窮者への支援は”急務”です。それでないと、コロナの感染以で”命”を落とす自殺者が更に増える恐れがあります。

3月9日(火):①埼玉県の新規感染者数は、106人(8日:65人) ②重症者41人(昨日:38人)③自宅療養者数298人(昨日:241人) ④入院患者の病床使用率42.1%:入院者数604人(昨日:41.5%) ⑤重症者病床使用率28.1%(昨日:26.0%) ⑥死者6人(合計635人)です。新規感染者数はなかなか減少しません。やはり、”変異株“の感染拡大を想定して対応する事が大事です。その為には、専門家も提言しているように「検査をして無症状者を早く見つけて隔離する事」を徹底する事が求められています。そして、私たちは一人ひとりが感染防止の基本、「マスク・手洗い(消毒)・換気・3密回避」を守る事が大事です。

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