活動日記

2021/09/05

学校での抗原検査

先日保護者から「学校で具合が悪くなった児童生徒に抗原検査を行うようだが、子ども自身が綿棒で鼻の検査をし、その際医師がいない場合教師が立ち会うとの事で、リスクが大きすぎる。教師にそのような負担をかける事までは辞めてほしい」との相談がありました。そこで、県に確認したところ文科省からそのような「依頼文」が出されていたために、改善を求めていました。そうしたところ、文科省から新たな「依頼文」が出されました。概要は以下のようになっています。

①抗原簡易キットは、教職員が使用する事が基本。②児童生徒は、発熱などの風邪の症状がある場合は、自宅で休養を徹底する。③登校後体調の変調が生じた場合、保護者に連絡の上直ぐに帰宅させ医療機関に受診させる。④直ぐに帰宅できない、医療機関に直ぐに受信できない場合は、小学校4年生以上の児童生徒が、本人・保護者の同意を得て、教師が抗原キット検査できる という細かい依頼となりました。しかし、教師にそのような負担を負わせるべきではないと思います。また、万が一教師が感染したら学校運営にも大きな支障が生じます。あくまでも検査は医療機関で行うべきです。県・市町村教育委員会でよく検討すべきです。

9月4日(土)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は1,075人(3日:925人)と1,000人前後を行き来しています。また、自宅療養者はー204人(7,638人)と確実に減少傾向にあります。昨日の退院・療養終了者も1,217人と毎日1,000人台となり、このまま減少が続いて欲しいと願っています。しかし、昨日はワクチン接種を2回終えた人が48人も新たに感染していますので、ワクチン接種が済んだからと言って油断は禁物です。

地元白岡市の昨日時点での総感染者数は622人(4日:5人)、宮代町は334人(+1人)でした。また、隣の蓮田市が646人(+4人)、久喜市が1,541人(+12人)という状況で毎日感染者が出ていますので、引き続き緊張感をもって①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行う、という基本事項を徹底して生活しましょう!

*酸素ステーション:自宅療養中の患者が救急搬送要請をした際、酸素投与を受けられる施設で一時的な対応をする施設です。県内に4か所の施設を準備し、9月1日には上尾市で最初にスタートしました。

*デルタ株:インドを中心に感染拡大し、アルファ型(英国型)の約1.5倍の感染力があります。日本でもデルタ型の感染が主流で若者に広がっています。ワクチンの効果も弱まる可能性も指摘されています。

*ミュー株:今年1月にコロンビアで初めて発見され、WHOが「注目すべき変異株(ワクチン耐性を持つ)」に指定しているウイルスで、まだ不明な点が多い為国内での感染か心配されます。

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