活動日記

2021/03/18

小中高生の自殺過去最多

昨日の朝刊に「小中高生の自殺者過去最多」との報道がありました。更に、女性の自殺者が多いとの内容でした。また、北海道大学の伝田健三教授が「大人が小さなSOSを受け止める事が大事だ」とのコメントもありました。実は、私はこの県議会の代表質問で「自殺者を減らすための取り組みについて」と題して大野知事と高田教育長に提言を行いました。①大野知事に対しては「ゲートキーパー制度」②高田教育長に対しては「学校教育でSOSの出し方に関する教育」の2つを提言しました。

ゲートキーパーは、身近な人の自殺サインに気付き、その人の話を受け止めて必要に応じて専門相談機関につなぐなどの役割を持った人の事で、「命の番人」とも言われています。この制度を県が主体で作り上げて自殺者を一人でも減らす事が大切だと訴えました。これに対し大野知事から、制度の重要性を認識し、先頭に立って制度を作り上げると答弁を頂きました。 ②SOSの出し方に関する教育は、政府の「自殺総合対策大綱」に明記されていますが、現状は学校教育で十分行われていません。子ども達は、なかなかSOSを発信する事が出来ない為に、この教育は大事です。高田教育長は、県内公立学校の実態調査とSOSの出し方に関する教育を進めて行くと答弁されました。埼玉県内でもコロナ禍で自殺者が増えていますが、これらの制度を早く確立して少しでも減らせるよう取り組んでいきます。

3月17日(水):①埼玉県の新規感染者数は、131人(16日:96人) ②重症者41人(昨日:40人)③自宅療養者数317人(昨日:319人) ④入院患者の病床使用率38.1%:入院者数566人(昨日:38.7%) ⑤重症者病床使用率28.1%(昨日:27.4%) ⑥死者0人(合計676人)です。新規感染者数は、増えましたが、53日ぶりに死者がゼロとなりました。病床使用率は30%台となり、県が行っている高齢者施設などへの重点的な感染防止策の効果が少しづつ見えてきているようです。

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