活動日記

2020/09/19

小規模事業者も困窮

昨日の予算要望団体は、埼玉県信用保証協会、商工会議所連合会、生活協同組合連合会、JA埼玉県中央会の4団体でした。信用保証協会は、県内の中小企業への融資に際して保証をすることにより金融機関から利子が通常より安く(0.45%~1.9%)利用できます。ただし、融資した企業が倒産し借入金が返済できない場合は協会に損失が出ますので、事前審査はある程度厳しくなります。今年の融資額は昨年度に比べると倍近くになっていますので、県内の中小企業の経営の厳しさが数字に表れています。次に、商工会議所連合会は、小規模事業者、特に飲食業やサービス業は新型コロナの感染拡大による外出自粛の影響をまともに受けている実態が分かりました。そして、生協は大学生協において対面授業が行われていない事、また医療生協では患者が激減している事で事業経営が過去にない程悪化している実態が分かりました。最後に、JAでは担い手が不足し外国人労働者に頼る面が多く出ている実態、更には自然災害との戦いをしている実態が良く理解できました。改めて現場の声を聞き、これまで予想していた以上に新型コロナウイルス感染症は、様々な業種に大きな影響を与えている事が分かります。しっかりと、現場の声を聞いて9月議会に臨みます。

さて、9月18日(金)の県内の新規感染者数は24人(一昨日:21人)でした。そして、重症者は2人減少し6人になりましたが、残念なことに入院中の患者2人の死亡が確認され死者合計は99人になりました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。一方、陽性率は2.0%と2%前後を推移していますので、感染拡大が低下していると思われます。ところが、東京都では、昨日の新規感染者数は220人に増えて増加傾向にありますので、東京に通勤するサラリーマンなどは注意が必要です。特に、今日から4連休に入りますが、旅行などで感染が拡大しないことを祈ります。

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