活動日記

2020/07/15

就職活動

7月14日県内の新規感染者数は42名で、感染者総数は1,530名となりました。7月に入ってこれまで8日の48名が最多でしたが、昨日はそれに次ぐ感染者の多さでした。そして、自宅療養者がまだ32名もいる事が感染の拡大につながる恐れがあり心配です。
個人ごとに家を離れられない様々な事情があると思いますが、感染拡大を防止する為にもホテル療養や入院措置が必要です。

 さて、昨日は”政府が3月上旬から実施した学校休校を受け、県立高校の生徒の就職活動にどのような影響を及ぼしているか。また、その対策など”についての勉強会を会派で行いました。現職の先生が休暇を取り勉強会に講師として参加し、現場の生の声を聞かせてくれました。
印象的な話は、「高校3年生の生徒が突然”家庭の為に学校をやめたい”と相談に来た。話を聞くと母子家庭で母親は派遣の仕事をしていたのですが、コロナの影響で派遣会社から解雇されました。そこで、自分も家庭の為に今のアルバイトの仕事に専念したいので学校をやめたいとの相談でした。そこで、その先生は先ずは母親の仕事を探して何とか本人の退学を思いとどまらせた」という話でした。
他にも、コロナの影響で親が事業不振や解雇などによって子どもの学校生活に大きな影響が出ている例が沢山あると思います。県立高校では例年12月までに就職の内定をもらうように活動していますが、今年はコロナの影響で求人が減り、一方で年度初めの休校の影響で企業との情報交換が十分できず内定者の数が激減する恐れがあります。これから夏休みの時期ですが、就職担当の教師は生徒の相談などで休み返上で企業訪問を行うそうです。また、地元のハローワークとの情報交換も大事で、教師は足を棒にして頑張っている実態が理解できました。今後は、大学生の内定取り消しそして就職が出来ない高校の生徒達は深刻な問題ですので、今後行政と一緒になって支援して行く必要があります。
昨日は、県立高校現場の就職活動の厳しい状況がわかり大変勉強になりました!

  • Facebookページへ
  • Twitterへ