宮代町の特産品は「巨峰」です。現在のところ順調な生育ですが、この１週間は毎日雨で日光を浴びていません。太陽が待ち遠しいです。美味しいブドウの育成には、枝の剪定や整枝、土づくり、そして袋かけなどの人の手が必要です。そして、適度な雨と太陽なども大切で、美味しいブドウが出来るまでに、多くの労力が必要です。今年も、宮代町の美味しい巨峰が出来ることを楽しみにしています。

さて、７月２３日の東京五輪開始まで２ヶ月を切りましたが、感染は都市部だけでなく地方へも急激に拡大しています。最近は、北海道の感染が急激に拡大しています。政府は「安全で安心した東京五輪の開催を行う」と何度も明言していますので、政府の姿勢は、明らかに「経済重視」から「五輪重視」に変わっています。それは、緊急事態宣言の解除の時期などは、聖火リレーの開始日、バッハ会長の来日（延期）などを基準に決めていたことからも明らかです。もし、このまま五輪開催を強行すれば国内での感染が爆発的に広がり、経済は立ち行かなくなることは目に見えています。ここにきて、感染症の専門家も、この感染状況で五輪をすべきでないと明言したり、世論も約５７％が五輪中止を訴えていますので、政府はＩＯＣに対して早く五輪延期・中止を申し出をして、感染拡大防止とワクチン接種に国民の心を一つにすべきです。

ところで、５月２１日（金）：①埼玉県の新規感染者数は、１８２人（２０日：２２８人）　②重症者５２人（一昨日：５０人）③自宅療養者数８７６人（一昨日：９４２人）　④入院患者の病床使用率４４．８％、入院者数７１６人（一昨日：４４．６％）　⑤重症者病床使用率３２．５％（一昨日：３１．３％）　⑥死者３人（合計７７３人）です。昨日は、県内で初めて”インド型変異株”の感染者が見つかりました。感染者は、５０歳代の男性でインドなどへの渡航歴がなく、インドなどへ渡航した人との接触も無かったそうで感染経路が不明です。また、４月下旬から宿泊施設で療養後入院していましたが現在は退院しているとの事ですが、既に市中に感染している恐れがあります。英国型変異株からインド型変異株が主流になると感染が更に拡大しますので、注意が必要です。引き続き、各自で①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事　この４点に気を付けて、週末の感染防止に努めていきましょう！