埼玉県立白岡高等学校は、白岡市内唯一の高等学校です。生徒たちの礼儀正しさや、学校と地域の皆さんとの連携の良さは特に定評があります。しかし、これまでの長い地元との交流もコロナ禍で残念ながら途絶えがちです。今回、藤森校長先生が私の事務所にお越しになり、現在学校の抱える課題などについて情報交換を行いました。これからの地域との連携や、生徒の地域ボランテイアなどへの参加について話し合いました。新型コロナの感染拡大の前は、私も地域の人たちと学校の体育祭や文化祭（ありのみ祭）、更には卒業式にもお招きいただき、生徒たちの活躍などを直接見させてもらっていました。ところが、最近はコロナ禍でそれらの行事にも出席できず残念です。

ところで、校長先生からは市内の中学校からの入学する生徒が増えている、という嬉しい報告を頂きました。一方で、コロナ禍で家計が苦しい為に奨学金をもらって大学に進学しても、大学卒業後の厳しい返済の実態や、高校を卒業しても就職が決まらない生徒への進路指導などの大きな課題もあります。白岡高校は市の大事な高校です。今後とも学校現場での実態を把握して、県で支援できる事は議会などで取り上げ積極的に支援していきます。今後もコロナが更に長引く恐れがありますので、学校とは綿密な情報交換をしながら活動していきます。

９月２６日（月）の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者数３，８３１人（２５日：１，９８２人）と、昨日は３，０００人台に増加しています。

＊９月２７日（火）発表の新規感染者：白岡市３９人、宮代町１９人、蓮田市３１人、久喜市６０人